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予算面で理解してもらえた事例

【UDトーク】

A社の事例


UDトークの導入にあたって、プラン価格が高く、聴覚障害当事者とのリアルタイムでのコミュニケーションに使うだけでは使用頻度が少ないので、費用対効果が得られにくいと消極的な反応があった。

これに対し、UDトークは、

  1. 本社の各種ミーティングや会議の文字起こしによる議事録作成
  2. 講演会や研修会の講師談話の文字起こしによる報告書作成
  3. プレゼンテーションのリハーサルの音声の文字起こしによる口頭原稿の作成
  4. 消費者や関係企業へのインタビュー調査の記録作成

・・などで作業の労力や時間が大幅に改善されるので、本社で使う標準アプリの1つとして使いたいとアピールした。
その結果、認められ、各部署でUDトークが使われるようになり、その結果として聴覚障害当事者とのコミュニケーションでも、「ああ、UDトークだね」とスムーズに使ってもらいやすくなった。

【YYアプリ】

B社の事例

YYアプリは複数種類があり、B社では

・YY文字起こし・・・各々のスマホに入れてあり、雑談などの会話で使われている
・YYProbe・・・主にAndroidユーザーのスマホに入っており、雑談などの会話で使われている

といったように、各々のスマホの種類によって使い分けられています。
しかし、雑談などの軽い会話にも仕事に関係することが入ることもあり、それで「やはり社内で許可を取ってから使いたいね」ということになり、社内でアプリ使用許可届を出した。

しかし、YYの場合はクラウドにデータが転送されることからセキュリティ面に対して懸念があるとされ、なかなか認めてもらえなかった。

だが、そもそもYYの音声認識エンジンはMicrosoftのエンジンを使っていること(2023年当時)、また、Teamsなど数多くの企業で使われているアプリでもMicrosoftエンジンが使われておりそのセキュリティ性は高いこと、
かつ、YYはトヨタの安全基準をクリアしているということからようやくセキュリティ面でも認められ、クリアできた。