きちんと音声入力するように対応してもらえた事例
【UDトーク】
A社の事例
小人数で行うミーティング場面で、UDトーク端末のマイクモードを「ワイドスペクトル」に設定して1台の端末に音声入力する方法で行った。
しかし複数名の聴者がUDトーク端末があることをうっかり忘れて同時に発言して誤認識が多発してしまうことが多発してしまった。
そのためコミュニケーション・ツールとしてだけでなく議事録作成ツールとして併用することを提案し、大型のiPadを皆で見ながら、認識しやすい音声で発言するようにしてもらうようにお願いした。
大型iPadであれば過去の発言も同画面内で確認できるため、他の聴者にとってもこれまでの発言内容を確認しながら議論でき、記憶補助ツールとしても副次的効果が得られた。
【YYアプリ】
B社の事例
そもそもYYアプリ系は騒がしい場所でも音声認識ができるように作られたものであり非常に音声認識精度が高いが、それでもうまく表示できないなど精度が悪いことがたまにある。
そういう時はまずアプリの設定を環境に合わせて変えたり、スマホの調子を確かめたりすることが大事である。
それでも不調が見つからない場合は次に環境や話し手の話し方などを疑ってかかったほうが良い。
そして色々と試してみて、結果、話し手による話し方に原因があると分かった場合は話し手に以下のことをお願いする。
- まず第一に音声認識の結果を意識しながらゆっくり、はっきりと話してほしいこと
- 専門用語や社内用語は正しく変換されないことが多いため、常に変換されている字幕を見ながらもし間違っていたら訂正してほしいこと
- 社内では他の社員も字幕を確認し、もし間違いがあったらチャットでも良いので間違っている部分と正しい変換を教えてほしいこと
この3点を中心にお願いしたところ、最初は皆さんもなかなか身につかなかったが、お互いの声かけによって徐々に身につくようになり、少しずつ良くなっていった。
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