クラウドサービスのセキュリティについて
このページでは、音声をテキストに変換する、クラウド上のSpeech-To-Textサービスのセキュリティ情報をまとめています。
以下は、2023年4月時点での情報です。最新の情報は各サービスのウェブサイトなどで確認してください。
Amazon AWS Transcribe
ドキュメントのAmazon Transcribe でのセキュリティ項目において、セキュリティやデータ保護についての技術的な情報が記載されている。
サービス改善のためのデータの使用をオプトアウトする項目には、下記記載あり。
デフォルトでは、Amazon Transcribe処理した音声入力を保存および使用して、サービスを開発し、お客様のエクスペリエンスを継続的に改善します。Amazon TranscribeAWS Organizationsオプトアウトポリシーを使用することで、お客様のコンテンツが開発および改善のために使用されることを拒否することができます。オプトアウトの方法の詳細については、「AI サービスのオプトアウトポリシー」を参照してください。
Amivoice API
SLA (サービス品質に関する合意)の項目2.11 「音声データ及び認識結果ログの取扱い」に記載。
- 契約者がログ保存なしのプランを利用している場合、サーバーに音声データ及び認識結果ログは保存されません。
- 契約者がログ保存ありのプランを利用している場合、サーバーに一時的に音声データ及び認識結果ログが保存され、その後当社管理下のストレージに回収されます。回収された音声データ及び認識結果ログを、当社は、当社製品及びサービスの研究開発、品質向上のために利用することができるものとします。
なお、API(共用サーバー利用型)のほかに、専用サーバー利用型、端末組み込み型という別のサービス形態があります。それらについてはAmiVoice Cloud Platform(アミボイス)のサイト内に別途記載されています。
Google Cloud Speech-to-Text
ドキュメントのデータロギング項目に記載。
デフォルトでは、Speech-to-Text はお客様の音声データや音声文字変換を記録しません。データロギング プログラムを有効にすると、ニーズに合わせて Speech-to-Text を利用できます。データロギング プログラムを有効にしてお客様のデータを使用することで、音声認識サービスを改善し、Speech-to-Text の品質を向上させることができます。このプログラムを有効にすると割引料金が適用されます。
Microsoft Azure 音声テキスト変換
Speech to Text - オーディオからテキストへの翻訳ページにセキュリティについての記載あり。
- データは引き続き保持されます。音声入力や文字起こしデータは、音声処理中に記録されることはありません。
- カスタム音声データとモデルは、いつでも表示や削除することができます。お客様のデータは、ストレージに格納されている間、暗号化されます。
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