YYSystemの紹介
YYSystem(株式会社アイシン)
YYSystemは、「YYProbe」「YY雰囲気カメラ」「YY文字起こし」など音声認識を使ったコミュニケーションを支援するアプリです。
アプリの種類
YYSystemは音声認識を組み込んだ様々なアプリがあり、それぞれ用途に合わせて使い分けることが可能です。
※YY文字起こしとYY雰囲気カメラの紹介ページはまだ存在していないためリンクを貼っていません※
アプリ名 | おすすめの用途 |
YYProbe | 会議やグループでの会話など、複数人の文字起こしを見たい時におすすめです。 |
YY文字起こし | 一対一での会話、もしくは講演など一方的に人の話を文字起こしを見たい時におすすめです。 |
YY雰囲気カメラ |
ライブや野球ドームでの試合など、風景を見ながら文字起こしを見たい時におすすめです。 |
YYデスクトップ字幕 |
Youtubeやオンライン動画などを見ながら字幕代わりに文字起こしを見たい時におすすめです。 |
YYSystemの特徴
ここからはYYSystemの様々なアプリに共通している特徴を紹介します。
※「可能」ではありますが、どんな状況でも100%音声認識が可能というわけではありません
- 騒がしい環境下での音声認識に強い
もともと、株式会社アイシンは工場で働いている聴覚障害者が多くおり、騒がしい環境下での音声認識が
求められていました。
また、コロナ禍でマスクをして話す人が増えたためそれで困る聴覚障害者もいたため、騒がしい状況で
音声認識ができるアプリの開発が始まったという流れがあります。そのため、YYSystemは騒がしい環境下での音声認識に強いのが1つの特徴です。
- 飛行機などネット接続をしない環境でも音声認識が可能
通常ではオンラインでネットワークに接続した状態で音声認識をします。
しかし、飛行機などネット接続をしない環境だと音声認識ができません。
ですが、YYSystemは「オフライン音声認識」といって、ネット接続をOFFにした状態でも
音声認識ができるようにしてあるます。
そのため、飛行機などネット接続ができない環境での音声認識も可能です。
※ただし、音声認識の精度は落ちます - 透明ディスプレイでの音声認識と同時にろう者難聴者側からもキーボードで同時発言が可能
- 無線で人の音声を飛ばし、遠くにある映像に音声認識を表示させることが可能
- 音声認識アプリ内で手書きの文字やイラストで相手に伝えることが可能
- 集音が広い/狭いの選択ができるので、広い部屋で端っこにいる人の音声を拾うことも可能
- スマホに表示された音声認識をAppleWatchなどのスマホ連動式時計にも表示させることが可能
- 2023年時点では話者が話す言葉が英語・中国語の場合日本語に翻訳可能/翻訳を同時に表示可能