peopleプロジェクトについて
研究開発代表者
幕内充(まくうちみちる)
国立障害者リハビリテーションセンター研究所
脳機能系障害研究部高次脳機能障害研究室 室長
研究開発メンバー紹介
(1)COVID-19流行下における未就学の聴覚障害児の養育者の現状とICT利活用の実態調査
幕内充(まくうちみちる)
国立障害者リハビリテーションセンター研究所
脳機能系障害研究部高次脳機能障害研究室 室長
研究協力者
高嶋由布子(たかしまゆふこ)
国立障害者リハビリテーションセンター研究所
脳機能系障害研究部高次脳機能障害研究室 流動研究員
アンケート調査を行うにあたり、昨年、未就学の聴覚障害児の親御さん、支援者の方々にインタビューをさせていただきました。
新型コロナウイルス感染症拡大によって困っていることで、今ある技術で解決できそうなこと、やっぱり直に会ってできたほうがいいこと、みなさんの考えを集めて、新しい支援が作れるといいなと思っています。
鈴木あすみ(すずきあすみ)
国立障害者リハビリテーションセンター研究所
脳機能系障害研究部高次脳機能障害研究室
東北大学大学院 文学研究科 言語科学専攻 博士後期3年の課程
牧野麻奈絵(まきのまなえ)
東京大学先端科学技術研究センター当事者研究分野熊谷研究室 ユーザーリサーチャー
伊藤理絵(いとうりえ)
常葉大学 保育学部保育学科 講師
大鹿 綾(おおしかあや)
東京学芸大学 教育学部 特別支援科学講座 講師
西牧謙吾(にしまきけんご)
国立障害者リハビリテーションセンター 病院 病院長
大畑秀央(おおはたひでなか)
国立障害者リハビリテーションセンター 病院 リハビリテーション部 言語聴覚療法 言語聴覚士長
(2)COVID-19流行下における聴覚障害を持つ大学生・大学院生のICTを用いた支援の実態調査
研究開発分担者
井上正之(いのうえまさゆき)
筑波技術大学産業技術学部産業情報学科 准教授
コロナ禍以前から聴覚障害を持つ学生に対する教育の質を保っていくために様々な試行錯誤が行われてきました。
一昨年からのコロナ禍によりそうした取り組み・検討がさらに加速してきています。
今回の調査・研究を通じて聴覚障害学生への支援のノウハウをさらに充実したものにしていければと思いますのでよろしくお願い致します。
(3)COVID-19流行下における人工内耳を装用している就労者の実態とICT利活用の実態調査
研究開発分担者
金沢佑治(かなざわゆうじ)
地方独立行政法人静岡県立病院機構静岡県立総合病院 頭頸部耳鼻咽喉科 医長
これまで多くの両側高度難聴の患者さんに関わってきました。
人工内耳医療の進歩によって、多くの患者さんが聴こえを獲得、再獲得できるようになりましたが、実社会ではコミュニケーションに関わる問題が多く残されているのも事実です。
今回の調査を通してそれらの問題点・解決方法の手がかりを探り、将来の医療や社会政策の決定に貢献したいです。
研究協力者
中井麻佐子(なかいまさこ)
滋賀県立小児保健医療センター 耳鼻咽喉科 副部長
合﨑京子(あいざききょうこ)
日本学術振興会 / 東京学芸大学 特別研究員PD
伊藤理絵(いとうりえ)
常葉大学 保育学部保育学科 講師
(4)COVID-19流行下における聴覚障害を持つ就労者のICT利活用の実態調査
研究開発分担者
清野絵(せいのかい)
国立障害者リハビリテーションセンター研究所
近年、就労や生活において、手話通訳の電話リレーサービスや文字起こしのアプリケーションのような情報コミュニケーション技術(ICT)が活用されています。
COVID-19影響下で、ICTの活用可能性がさらに高まっていると考えます。
聴覚障害のある方のより働きやすい環境の実現のためご意見をいただければと思います。
研究協力者
水野映子(みずのえいこ)
第一生命経済研究所 ライフデザイン研究部 上席主任研究員
聴覚障害のある方々が働く職場の問題については、以前から調査研究などを通じて注目していましたが、新型コロナの感染拡大によって新たな問題が生じていることも感じています。
今回の調査が様々な問題の解決につながればと思っています。
岩山 誠(いわやままこと)
全日本ろうあ連盟 福祉・労働委員会 労働専門委員
聴覚障害者の就労支援に当事者として関わってきました。新型コロナウイルスの感染拡大による新たな課題に立ち向かうべく、今回の調査研究を通してICTの活用による解決策を明らかにし、当事者、企業、支援者、教育関係者などと幅広く共有していければと思っています。
高嶋由布子(たかしまゆふこ)
国立障害者リハビリテーションセンター研究所
脳機能系障害研究部高次脳機能障害研究室 流動研究員
アンケートの設計・分析協力者
白神敬介(しらがけいすけ)
国立大学法人上越教育大学 大学院学校教育研究科 准教授
丸茂幸平(まるもこうへい)
国立大学法人埼玉大学 人文社会科学研究科 准教授
情報提供資料の開発担当者
研究協力者
松崎 丈(まつざきじょう)
国立大学法人宮城教育大学 教育学部 特別支援教育講座
新型コロナウイルス感染症拡大によって聴覚障害当事者とのコミュニケーションの問題状況がさらに深刻化し、その一方でICT活用によってその問題状況を解消してみようという動きが一気に進んだように感じています。
この機運を逃さずに皆さんのお力を借りて、聴覚障害当事者とのコミュニケーションの拡大につながるICT活用の新しい支援を見出します。
コミュニケーションのデジタル化・オンライン化は、2年前からの新型コロナウイルス感染症拡大下で急速に進化しました。聴覚障害者や聴覚障害児をもつ親御さんは、どのような環境の変化に対応してきたでしょうか。また、この新しい情報コミュニケーション技術(InformationCommunication Technology:ICT)を活かしてどのような支援が可能になるのでしょうか。
今回の調査では、その実態とニーズの調査を、以下の4つのカテゴリーで行います。
(1)未就学の聴覚障害児をもつ養育者
(2)聴覚障害をもつ大学生・大学院生
(3)人工内耳を装用している就労者
(4)聴覚障害をもつ就労者
これらのアンケート結果と、現在ICTを活用している方達へのインタビュー調査を元に、聴覚障害をもつ当事者と支援者に役立つICT活用の情報を提供するための資料を開発していきます。
当事者の声をお聞かせ下さい。