既存の周辺機器との接続で活用しやすくした事例

研修会でマイクではなく音響機器と接続させた事例

【UDトーク】

A社の事例


50人規模の会議で、会場の各所で多く発言が出されるため、ワイヤレスマイクが各所に設置されている。
UDトーク端末とマイクを各所に設置することは予算的にも台数的にも難しいことから、会場に設置されている音響機器の音声出力端子にUDトーク端末をケーブルで接続させ、認識結果は、聴覚障害当事者の座席に設置したタブレットで見ることができるようにした。
なお、音声出力端子にUDトーク端末とつなげてもスピーカーから音声が出てくるかどうかも念のため確認しておく必要があった。

オンライン会議でパソコンからの出力音声を入力端末と接続させた事例

【UDトーク】

A社の事例


Googleミートというオンライン会議システムを導入することになった。
UDトークで専用の新しいトークを追加し、そのトークのQRコードを参加者全員に配布することで、各自のスマートフォンでUDトークを起動させて音声入力してもらう方法を考えた。
しかし、一部の参加者から、スマートフォンで会議関係の情報を確認しながら発言するため難しいと言われた。そこで、モバイル・オーディオ・インターフェイスを使って聴覚障害当事者が用いるPCの音声出力端子とUDトーク端末をつなげる方法で、参加者の発言内容を把握することができた。